いよいよ毎年恒例の確定申告の時期ですね。
皆さん、準備は順調でしょうか?
特に会社勤めの方なんかは、なんだか面倒くさそうだし、、と敬遠している方も多いかもしれません。
でも、ハナから諦めるのはもったいないです。
一応、健康をテーマにしているブログなので、医療に関連するところをご紹介したいと思います。
まずは、一番身近な『医療費控除』についてです。
「医療費控除」とは、年間"10万円以上"(総所得200万円以下の場合は、その5%)の医療費を支払った場合に、治めた税金の一部が戻ってくるというもの。
しかも、自分が払った分だけではなく、生計を一にしているご家族分を合算して申告できるんです。
一般的なものはネットで調べていただくとして、これはどうなの?というものを中心にピックアップしてみました。
しっかりチェックしてみてくださいね。
◯:対象、△:条件つきで対象、✖︎:対象外
<目>
〇レーシック
〇オルソケラソロジー
△メガネ、コンタクト
→✖︎一般的な近視、遠視。◯医師による治療を必要とする症状。
<歯>
〇歯の治療(親知らずの抜歯含む)
〇歯科ローン(金利、手数料相当分除く)
→支出を証明する書類要。歯科ローン契約写し、信販会社の領収書など。
〇義歯
〇インプラント
〇入れ歯
△自由診療による治療費(詰め物、被せ物)
→✖︎一般的にみて高価な材料のもの。◯金、ポーセレン(セラミック)。
△歯の矯正
→✖︎審美目的。◯発育段階の子供。大人でも噛み合わせなどの治療の場合。
△歯石とり
→✖︎予防のため。〇歯周病の治療。
✖︎ホワイトニング
<体>
△整体・鍼灸
→〇あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、鍼灸師などの国家資格を持った人の治療院で施術を受けた場合。
△スポーツジム利用料
→✖︎原則NG。〇かかりつけ医に運動療法処方箋を出してもらった場合。かつ、厚生労働省指定の施設で、最低でも週一以上8週間以上に渡って行われること。
<病気、ケガ>
〇医薬品(漢方薬含む)
→薬事法に定められる効能、効果が認められている薬品。
〇コルセット
〇義手、義足、松葉杖
〇絆創膏
△オムツ
→〇傷病により6か月以上寝たきりで医師の治療を受けている場合。おむつ使用証明書等要。
✖︎マスク
✖︎医療部外品
<通院>
・通院交通費
〇電車、バス(公共の交通機関)
△タクシー代
→✖︎原則NG。〇例外、合理的理由がある場合。交通機関で通院できないほどの病気やけが。子供、老人などの通院つきそいなどはOK!
✖︎自家用車での通院のガソリン代、駐車場代
<入院>
〇入院代(支給される食事含む)
✖︎寝巻や洗面具などの身の回り品の購入費用
✖︎差額ベッド代
✖︎家族のお見舞い
<出産>
〇妊娠と診断されてからの定期検診や検査などの費用
正確な情報は、国税庁のHPをみるのが一番。
ということで、上にあげたものの根拠となりそうな記載をピックアップしてみました。
ご参考まで。
●国税庁HPより
いかがでしたか?
もしかしたら、お金が戻ってくるかも??
と思った方は、まだ1ヶ月以上あります。
確定申告してみましょう。
次回は、『セルフメディケーション税制』についてです。
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