· 

ポルトガル旅行記①  ~サンティアゴ・デ・コンポステーラ編

実は6/7~14まで、6泊8日のポルトガル旅行に行っていました!

知っていそうで知らない国、ポルトガル。

 かすてら、てんぷら、こんぺいとう、
 かっぱ、かるた、びいどろ、、、

どれもポルトガルから入ってきたものばかり。

行く前に調べてみたものの、あまりにも情報が少なかったので、実際に行ってみた感想を書いてみようと思います。

これからポルトガルに行こうかと思っている方、参考にしてみてくださいね。

+++
●訪れた場所
1.サンディアゴ・デ・コンポステーラ
   〜キリスト教3大聖地の一つ
2.ポルト
   〜ポルトガル第2の都市。商業の中心
3.ギマランイス
   〜初代ポルトガル国王が生まれた街
4.コインブラ
   〜ポルトガル第3の都市。文化の中心
5.トマール
   〜ポルトガル最大の修道院が圧巻
6.ファティマ
   〜聖母マリア出現の奇跡が起こった聖地
7. バターリャ
   〜ポルトガル で戦いを意味する土地
8. シントラ
   〜王家の避暑地
9.リスボン
   〜ポルトガルの首都
+++
 
ポルトガルと言いつつ、まずはスペイン入り。

成田発→マドリッド(スペイン)<乗継>
→サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)

マドリッドまで14時間、そこから更に、乗り継いで1時間。結構かかります。

昼頃に出発して、夜遅く到着。飛行機で映画5本も見ちゃいました(笑)

滞在2日目。
1.サンティアゴ・デ・コンポステーラ(@スペイン)

 

●モンテ・ド・ゴゾ(歓喜の丘)
聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラの5km手前の丘。

モニュメントと道を挟んで反対側に、巡礼者の像があります。
巡礼者の指さす方向に、目指す聖地が。見つけた時の喜びもひとしおだったはず。

サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教3大聖地の一つ。

町の歴史は、9世紀にキリストの12使徒のひとり、聖ヤコブ(スペイン名・サンティアゴ)の墓が発見された頃に始まる。

11世紀になると、「イエスや聖人にまつわる聖遺物には奇跡を起こす力がある。サンティアゴ・デ・コンポステーラに詣でれば、罪が許される。」と信じられ、ヨーロッパ中から巡礼者が訪れるようになった。

これを「カミーノ・デ・サンティアゴ(サンティアゴ巡礼路)」と呼ぶようになり、世界遺産にも登録されている。

聖地へ至る道はたくさんあり、最も代表的なのはフランスとの国境から出発する「フランス人の道(約800km)」。スペイン国内には「北の道」や「銀の道」、リスボンから出発する「ポルトガルの道」などもある。

道の世界遺産は、何と世界でもこの「サンティアゴ巡礼路」と「熊野古道」の二つだけなのだそう。

私は、現在世界遺産登録を目指している「四国遍路」しかしたことがないので、あまりおこがましいことは言えませんが、興味ある方は是非チャレンジしてみてください!

 

●サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂
サンティアゴ大聖堂は、現在改修中でしたが中には入れました。今回はツアーで来ているので、持ち時間50分。

他のツアー客の方々はあまり興味ないらしく、早々におみやげ物へ(笑)

当然はるばる来たからには、聖ヤコブ様とご対面せねば。。

早速、祭壇脇へ続く大行列へ並びます。
時間との闘いヒヤヒヤしましが30分ほどで、無事中へ入れました。

祭壇脇の狭い扉を抜けると、中央祭壇にいる聖ヤコブ像の後ろ側へと通路が続いています。

信者は慣習に従って聖ヤコブ像にハグとマントにキスをしていましたが、我々もまねてハグしてきました。その後、地下にある聖ヤコブの棺にも何とか時間内にお参りできました。

写真NGなので、お見せすることはできませんが。。

午後はポルトへ移動。(約3時間30分)

 

 

●トリパス(ポルト風モツ煮)
夕食は、郷土料理トリパス。

大航海時代、ポルトから船出する船隊のために肉を提供し、現地に残った人たちは残った臓物を食べて飢えをしのいだとか。

私は、モツがあまり得意でないのと、時差ボケであまり食べられませんでしたが、、

普通にトマトベースのモツ煮です。モツ好きの方のお口には合うのではないでしょうか。

この日ちょうど、サッカーの欧州ネーションズリーグがこのポルトで行われており、街中が歓声で賑わってました。

結果は、ポルトガルが1-0でオランダを下して優勝!

記念すべき日にちょうどポルトを訪れることができて、ちょっぴり得した気分になりました。