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寝ている間に視力矯正♪

 

先日、定期検診で半年ぶりに眼科に行ってきました。

突然ですが、みなさんはメガネ派ですか?コンタクトレンズ派ですか?

最近はおしゃれなメガネも増えてきているので、メガネ派の方も多いかもしれません。
いやいや、メガネもコンタクトレンズも面倒くさいし、やっぱり裸眼でしょうという方も。

いきなり目が悪い前提の話ですみません。。

手っ取り早く視力矯正で市民権を得ているのは、レーシック技術でしょうか?

正常な目に手術するので、万が一があったら、、、
一度削った角膜は元に戻らないし、、、
老眼になっても影響ないのか???

そもそも、眼球(角膜)をレーザーで削るって大丈夫なの??
当時、調べれば調べるほど怖くなり、私はどうしても踏み切れませんでした。

今日は、そんな踏み切れなかったあなた、これからレーシック手術を受けようか迷っているあなたに、極めてリスクの少ない別の視力矯正法のご紹介です。

みなさん、「オルソケラトロジー」って聞いたことありますか?

私がこの視力矯正法を初めて知ったのはかれこれ15年くらい前だったでしょうか?
当時、最新のアメリカの技術としてTVで紹介されていて、早く日本に入ってこないかなぁ~と密かに思った記憶があります。

ちょっこっとだけ話が脱線しますが、少しだけお付き合いください。

それから何年かして、表参道で「ネトラバスティ」という眼球エステが受けられるという情報を得て、新しいもの好きも手伝って、友人と受けに行ったのがそもそものきっかけです。

「ネトラバスティ」??これも耳慣れないですかね。

少し補足させていただくと、インドの伝統医学アーユルベーダで目にギーというオイルを流し込む施術なんですが、眼精疲労、ドライアイ、充血なんかに効くとあって、記憶は定かではありませんが、当時は眼精疲労に悩まされていたのでしょう。。

今でこそ、東洋医学はだいぶ理解が深まりましたが、当時は完全に流行に飛びついていました。ネットで調べるとまた最近流行り出してるみたいですね。
私的には、10年以上前からありますけどという感じですが、、(笑)

この「ネトラバスティ」、当時は表参道の庵ふうがというエステサロンみたいなところでやっていたのですが、その母体である眼科で何と「オルソケラトロジー」が受けられるとのこと。日本でも受けられるようになったんだ~と思い、早速予約したのがはじまりです。

当時は赤坂にあったのですが、今は虎ノ門に移転しています。

 その名は、三井メディカルクリニック。

三井メディカルクリニックの詳細はこちら

オリンピック選手や財界、芸能人の方も結構受けられていて、たびたびメディアでも登場しているので知っている方もいるかもしれません。

最近は人気過ぎて土日に予約がとりづらくなってきたのが難点ですが、、、

で、「オルソケラトロジー」は何なのかという話に戻りますが、ギリシャ語で「Ortho(矯正)、kerato(角膜)、logy(療法)」。つまり、「角膜矯正療法」という意味になります。

手術をせずに、コンタクトレンズで角膜を矯正することにより、メガネやコンタクトと同じような凹レンズの役割を持たせる技術で、専用のコンタクトレンズを夜間装用して、角膜の形を矯正しておくと、日中は裸眼で過ごすことが可能になります。

今コンタクトレンズを使っている方は、それを夜間装用に変えるだけで、日中(一日の3分の2)は、ずっと裸眼で過ごせるんですよ。結構画期的じゃありませんか?

以降、私の体験談をご参考まで。

かれこれ10年以上前の話なので、細かい記憶は定かではありませんが、初回受診の衝撃は大きかったのは今でも覚えています。

たかだか2時間くらいのテストレンズ装着で、何か見えるようになったかも!!
症状が何だか良くなった気がする、、という感覚的なものではなく、見えなかったのが見えるようになっているので効果は一目瞭然です。
これは、ほんと百聞は一見に如かずです。実際に体験していただければという感じです。

他にも近視度・屈折値から始まって、眼圧、角膜内皮細胞、涙液検査など、最新の検査機でいろいろ調べてもらえます。

中でも角膜内皮細胞の数というのが重要で、コンタクトレンズの長年装用や加齢でこの細胞は減っていく一方で、一度死んでしまった細胞は再生しないそうです。この細胞の数が少ないと、白内障手術も受けられないとか。。
普通の眼科では調べてもらえないので、これらの検査をするだけでも価値がある気がします!!

ちなみに、私はオサート®というカスタマイズレンズで治療していますが、従来型のオルソケラトロジーよりも治療範囲が広く、強度近視、遠視、乱視、老眼まで治療が可能のようです。
レーシックのように子供はダメというような年齢制限もなく、レーシック術後の視力低下でも対応できるようですよ。

10年たった結果はというと、、、

<10年前(治療前)>
近視度・屈折値 (右)-2.75(左)-4.00
裸眼視力    (右) 0.10(左) 0.07

<現在>  
近視度・屈折値 (右) 0.00(左)-0.75
裸眼視力    (右) 1.50(左) 1.20
※初回→3か月後ステップアップレンズ→以降3年おきにレンズリニューアル。

今では視力も安定しているので、休日や1泊2日の旅行ならずっと裸眼で過ごしても問題ないくらいです。

あ、最後に一つだけ。
費用はそれなりにかかりますが、医療費控除も受けられます。


以上、リスクの少ない角膜矯正法「オルソトロケラジー」のご紹介でした!
視力でお困りの方、判断材料の一つになれば幸いです。

耳慣れない用語がいっぱい出てきたかもしれませんが、詳しくはネットで調べて
みてくださいね。。