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映画「美しき緑の星」を観て♪

 

実は約一年ぶりのブログ更新になります。

まだまだコロナ禍冷めやらずの状況ですが、
この一年、個人的にも劇的な変化があり、その中での気づきを書いてみたいと思います。

そもそもは、ちょうど一年前、前々からネットで密かに話題になっていた、
フランス映画「美しき緑の星〜La Belle Verte〜」が日本で上映されるということで、
わざわざ横浜まで見に行ったのがはじまりです。

この映画を観たからなのか??

正確には、この映画上映会のあと偶然お茶することになった、
ある方の一言が決定打になり、今に至っています。

「もう潮時だと思うよ。
 次に何かあってからでは遅いよ。
 明日にでも辞表出した方がいい。」

(その方も脱サラをして今はご自分で事業をされている方なのですが、、)


話は9年前に遡ります。

「あなたは、今の会社を辞めたとしたら、何をやりたいですか?」

これは、私が東日本大震災後の直後に見た夢の中で受けたインタビューでの問いです。
不意打ちの質問にとっさに答えられず目が覚め、そこから長い長い自問の日々がはじまりました。
当時、会社を辞めるという発想はなく、会社の中でやりたいことを見つけようと必死でした。


それから1年後(8年前) ~1回目のサイン

スキーでの接触事故。
息抜きで行ったスキー旅行で、板が外れた友人を助けていて、
背後からスノーボーダーに突っ込まれ、頭を打ち救急車騒ぎに。
MRI検査を受けて幸い異常ないことは確認できたのですが、、

大抵頭を打ったりするときは、「考え方をもう一度、見直しなさい」
と言うサインなのですが、夢の中での問いが気になっていたものの、
まだ答えは見つけられず。。

会社では激務の真っ只中。膨大な仕事をこなすので一杯いっぱいで、
まだまだ日常に忙殺されていた時期でもありました。


4年前 ~2回目のサイン

山での滑落。
これは以前のブログでも書きましたが、
このときも直感で思ったのは、会社だよな、、、
中医学を勉強するうちに、次第に消耗するような働き方はしなくなってはいたものの、
それでも辞める勇気というか、きっかけが全くありませんでした。


そして冒頭の1年前の出来事。

あまりに自分が動けないから、
ついに人を介してメッセージが来たか。。

その夏の尋常ではないアトピーの悪化も手伝い、

これはもう逃れられないな、、
というのがそのときの率直な感想でした。


あれから9年。
夢での問いからはじまり、
当時は想像もしていなかった東洋医学(中医学)との出会いもあり、
次第に健康分野への興味の方が大きくなり、
会社でできることと自分のやりたいことがどんどん乖離していく中で
このままじゃいけないのはわかってるけど、でも現実は何も変わらない。

そうだ、会社を辞めよう。

決断してからは速かったです。
涼しくなったからなのか、決意したからなのかはわかりませんが、
あれほど酷かったアトピーも落ち着いてきたので、
年末に入って活動をはじめて、年明けトントン拍子に事が運び、
何と4月から新しい職場で働いています。

新卒で入社して以来の初めての転職活動。
黙っていればなかったことにできる状況の中で、自分を追い込むために
年初の年賀状でまだ転職先も決まってないのに会社辞めます宣言してましたっけ(笑)

その時は、自分事として”何か”が起こる前に動かなければ後がないという危機感からの行動でしたが、
まさかその”何か”がコロナ禍だとは思ってもいませんでした。

結果オーライで、こんなコロナ禍でありますが、いい意味で一年前とはまるで違う生活を送っています。
一歩踏み出せば、こんなに新しい世界が待っていたのに。。
思い返せば、ずっとずっと思い悩んでいる時間の方が長かった気がします。

チャンスの神様は前髪しかない、なんてという諺がありますが、
準備をしてただ待っているだけでもダメなようで、
結局のところ、自分でチャンスはつかみに行くしかないようです。

ここまで読んで、
何だ映画の感想のブログじゃないんだ~とがっかりされた方、ごめんなさい。

人それぞれ感じ方は違うと思うので、あえて映画に関するコメントは差し控えますが、
コロナ禍の折、ピッタリな映画だと思いご紹介する次第です。

「美しき緑の星」
キーワードは、 Déconnecter(接続解除)

皆さんそれぞれに何か思うところがきっとある映画だと思います。
秋の夜長のお供にいかがでしょうか?